適応障害とは

適応障害というのは、環境の変化や外的抑圧などによるストレスが原因で、これまでのような日常生活や社会生活を行うことに心身的な支障があらわれる症候群をいいます。

職場で適応障害になりうる状況があります

■職場の上司と合わない
■仕事量が多すぎる
■会話のない職場である
■仕事が上手くいかない
■職場環境が変わった
■いじめやパワーハラスメント

など、職場や仕事そのものに対してストレスを感じる状況が続いているときなどに起こりやすい症候群です。

子供にも適応障害になりうる状況があります

■学校でいじめられている
■先生が威圧的過ぎる
■友達との会話がない学校
■常に勉強するように押し付けられている
■成績が落ちる

こういったことで強いストレスを受ける場合もあります

環境面でもストレスを受けることがあります

■結婚による環境の変化
■引越しによる環境の変化
■ご近所とのトラブル
■妊娠することによる不安
■失恋
■パートナーの浮気

今までの状況が一変することによるストレスです。

発症する時期ですが、ストレスを受ける状況になってから三ヶ月以内が多いです。


適応障害の自覚症状

原因のハッキリしている疾患は別として、混乱、不安、焦燥など、情緒的に不安定になったり、食欲不振、不眠、めまい、吐き気、頭痛、ストレス性の胃炎などの症状がみられるようになります。

心的症状(精神抑うつ的症状の場合)

ストレスを受ける状況を離れたあとに、無気力感に襲われたり、憂鬱な気分になったり、脅迫観念にかられたりします。ときには泣いてしまったり叫んでしまったりします。

心的症状(漠然とした不安を感じる場合)

漠然とした不安感、漠然とした心配、ネガティブな思考などが続きます。

肉体的症状(特別な疾患はないことが前提)

ストレスを受けたことにより、食欲がなくなったり眠れなくなったりします。そのほかにも頭痛や吐き気などの症状があるのに、病院では特定の疾患として診断されない場合はこれに該当します。

行動の不自然さ

明らかに普通ではない行動をしているのに、その行動に対して反省や後悔をしなくなる場合に適応障害として診断されることがあります。職場で見られる行動としては、

■約束を破る
■時間を守らなくなる
■規則を破る
■平気で欠勤するようになる
■ありえないようなウソやごまかしが増える

などです。

そのほかにも万引きや喧嘩をしたり、アルコールやギャンブルに依存するようになったりします。

適応障害の症状が心的症状や肉体的症状を伴わずに行動の不自然さだけに顕れた場合、行動している本人の自覚やモラルは定かでなくなっている状態で、周囲から見ると『常識が無い』『協調性がない』『自分勝手』のような印象を受けることがあります。

以上の症状は、単体で発現したり複数の症状を伴って発現することがあります。


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